我々はジャガーの動きを馬上から、トラックから、飛行機から、そして歩きながら常に追っていくことで、前出の疑問に答えていこうとしているのだ。

これまでに我々はジャガー8頭とピューマ4頭を捕獲し、それぞれメキシコでは珍しい「シュー」「ミチャ」「ロン」「トニー」といったような名前をつけた。Calakmulのジャガーは主に夜行性であり、日中はほとんど木の陰や洞穴で休んでいることはすでにわかっている。主な餌はペッカリー(ヘソイノシシ)やtemazateジカで、たまにハナジロアナグマやアルマジロ、tepezcuincleといったような他の哺乳動物を襲うこともある。また彼らは生きるのに30〜59km2という広大な領域が必要であることもわかっている。ベリーズやベネズエラ、ブラジルなどでは、別の研究者たちが必要範囲15〜72km2であると報告している。オスはメスの2倍の範囲を必要とする。この領域はそれぞれ一部重なり合っているため、Calakmulのジャガーの集団密度は15〜30km2に1頭である。ということはこの保護区全体で生存しているジャガー数は、241頭〜482頭であることになる。これが事実であるとすれば、この広大な保護区をもってしても、繁殖可能なジャガー数を維持するのには充分でないということになる。つまりはこの地域でジャガー種を長期間保護し、維持していくのに必要な方法とは、保護区の内でも外でも違法狩猟からジャガーを保護し、